今年の夏は、雨が続きましたね。
雨の日以外にも、花粉や黄砂の季節、そして仕事で帰りが遅くなる時など、洗濯物を外干しせずに済ませたい!と思うシーンが増えてきています。
最近は便利な部屋干しグッズも増えていますので、新築・リフォームの際に工事で設置しておきたいおすすめのチョイスをご紹介します。
1. 天井に格納するルームハンガー
ランドリールームや寝室の空きスペースを有効活用して、たっぷり洗濯物を干せるのがこちらのルームハンガー。(最大荷重は1本あたり8kg)
使わない時は天井付近にポールを格納しておくことができ、ポールが2本のダブルポールタイプもあります。操作方法は下の動画をご覧ください。
実際の施工事例はこちら。
↑室内干し専用のスペース。ダブルポールを2本設置してたっぷり干せます。クローゼットもあるので乾いた洋服はすぐに収納。
↑リビング横の部屋に設置した事例。掃出し窓のすぐ横なので、外干ししていて急な雨が来た時にも取り入れるのに便利です。
この商品はネットで一般の方も購入することができますが、設置するには天井の補強が必要なので、新築やリフォーム工事の時に大工が設置した方が安心です。
2. 使う時だけ引っ張り出すワイヤー式
こちらも、使う時だけワイヤーを広げられる便利な商品。最大荷重10kg。
壁to壁で設置できる場合におすすめです。
↑実際の施工事例です。日当たりのいいサンルームに、2箇所設置。見た目もすっきりしています。
こちらの商品も、取付には壁の下地が必要ですので、大工による設置が安心です。
3.ガス乾燥機「乾太くん」
室内に干すのも面倒だという方へ。最近は、ガスの力でパワフルに乾かしてくれる乾燥機もじわじわ人気が出ています。
こちらの商品は、8kgの洗濯物も約80分、コストは102円で乾かすことができる優れもの。コインランドリーを利用するよりも速く、安く乾燥できます。
実際に設置したお客様からは
「朝の支度をしている間にあっという間に乾くので、出かける前にお洗濯完了しちゃう」
「外で干すよりもタオルがふわっふわになり、除菌もできるので安心」
「雨の日だけでなく、もはや晴れた日でも毎日使ってしまいそう・・・」
との声をいただいています。
設置には壁に穴を空けるガス配管工事が必要なので、オール電化でなくガスコンロやガス給湯器を利用されている方には抱き合わせで設置するのがおすすめです。
また室内に置き場所がない、どうしても壁抜き工事ができないといった場合は、外置き用の「乾太くん」もあるので、雨のかかりにくい軒下などに設置をおすすめします。
できれば新築の時に、配管を隠す工夫をするなどして、きれいに設置しておくといいでしょう。
あなたに合ったタイプの室内ランドリーを
この他にも部屋干し商品は様々なタイプがあります。
お部屋の間取りやご予算、いつもの洗濯スタイル・ライフスタイルに合わせて部屋干しの方法を選択しましょう。
部屋干し・乾燥の設備だけでなく、お家全体の家事動線やお洗濯動線から計画していくことが大切です。
プランニングの時には、お洗濯の仕方のご要望もお気軽にお聞かせくださいね。