家と一体で設計する豊かな庭づくり
建物とともに、庭や外構を一緒にプランすることで、建物がより美しく引き立ちます。また、家の中からの景色もデザインしながら、外からの視線をゆるやかにさえぎるなど、住生活をより心地よくすることができます。
四季折々に変化を見せ楽しませてくれる庭があることで、家の中ばかりでなくウッドデッキや外で過ごす時間が長くなり、毎日の暮らしがより豊かになります。
具体例はこちらのコラムから:
お庭からはじめる環境再生
庭の木々は涼しい木陰をつくり、夏の暑さをやわらげ、敷地内にさわやかな風を呼び起こしてくれます。多様な草花は生き物の食べ物や棲み処となり、落ち葉は土にかえり次の命を育みます。
近年、地面をコンクリートで塞ぎ固めることで土の中の水や空気が滞る土中環境の悪化が問題になっており、住環境の悪化や水災害の激甚化、生物多様性の低下の原因になっていると言われています。
建築物を建てることは、土地の造成や基礎の敷設などにより少なからず環境に影響を与えます。しかし、できるだけ水が浸透する敷材仕上げにしたり、深く根を張る樹木を植えることでその影響をやわらげ、むしろ周囲の環境を改善することもできると考えます。
井上建築は、庭からはじめる小さな環境再生を提案します。