この度、井上建築は、林野庁が行う「JAS構造材利用拡大事業」にて、宣言事業者(No.1198)に登録されました。
これは、国内統一規格であるJASをクリアした、強度や含水率などの性能の明らかな木材(構造材)の普及を目指すもので、積極的にJAS構造材を活用していく事業者(供給事業者、利用事業者)の見える化から取り組まれています。
JAS構造材利用拡大事業 https://www.jas-kouzouzai.jp/
認知度が低く、まだあまり普及していない機械等級JAS構造材ですが、高知県内にも認定を受けた製材工場が6社あり、全国に先駆けて木材を供給できる体制は整ってきています。
この性能が明らかにされた「JAS構造材」を使うことで、
・より性能の確かな木造住宅を建てられる
・国産材や地域材の活用を進められる
といった効果があると考え、井上建築も参画をすることにいたしました。
●宣言
「JAS構造材の積極的な利用で、より性能の確かな家づくりに取り組むとともに、高知県の林業発展に貢献します。」
●目標
「平成33年4月までにJAS構造材をすべての新築物件に使用する体制づくりに向けて努力します」
↓↓掲載ページはこちらです
https://www.jas-kouzouzai.jp/sengen_list/201_index_detail.php
活用宣言事業では、まだ「使います」と宣言をしただけに過ぎません。
この事業の中では「個別実証支援事業」もあり、実際にJAS構造材を使用した非住宅建築物に対しての助成も行われています。
私たちは、高知県内のJAS認定製材所と連携しながら、今後は具体的な利用についても取り組んでいきたいと思います。