「予測不能な時代」に家を建てるなら。住宅ローンを「固定金利」にする本当の意味

最近、ニュースでは「金利上昇」の文字をよく見かけるようになりました。家づくりを検討されているお客様からも、「変動金利がいいのか、固定金利がいいのか」というご相談を非常に多くいただきます。

先日、ビジネス誌『Forbes JAPAN』に掲載された「リーダーの決断力」に関する記事を読み、これは家づくりの資金計画にもそのまま当てはまる大切な考え方だと感じました。

今回は、プロの視点から「なぜ今、フラット35などの固定金利が安心なのか」を、これからの時代の背景とともにお伝えします。


    1.「予測できないこと」が前提の時代へ

    Forbesの記事では、現代を「不確実で予測困難な時代」と定義しています。

    かつての日本は「金利は上がらない」という予測が当たり前のように通用していました。しかし、現在は世界情勢や物価の変動が激しく、これまでの常識が通用しなくなっています。

    住宅ローンは、多くの方が35年という長い年月をかけて返済していくものです。この35年の間に、金利が一度も上がらないと誰が断言できるでしょうか?「不確実な時代」だからこそ、不確定要素(金利変動のリスク)をあらかじめ排除しておくことが、賢明なリーダーの決断と同じように、家づくりにおいても重要です。


    2.「データの洪水」に惑わされない本質的な選択

    インターネットには「今はまだ変動金利の方が得」「金利は上がらない」といった情報があふれています。「データの洪水」状態です。

      しかし、情報の多さに惑わされてはいけません。大切なのは、「もし金利が上がったとき、あなたの家族の生活は守れるか?」という本質です。

      ■変動金利: 返済額が「未定」のまま進む、ある種のギャンブル的な要素。

      ■固定金利(フラット35): 35年間の住居費を「確定」させる、確実な人生設計。

      不確実な世の中だからこそ、住居費という人生最大の支出を「固定」することは、家計にとって究極のリスク管理になります。

      2026年1月現在、フラット35の金利は2.19%となっております。これは35年先も変わりません。

      かたや現在、将来的な住宅ローンの基準となる日本国債の30年金利は3.7%を超える水準になっており、今後の長期的な金利の上昇及び不確実性を象徴しています。

      そのような状況の中で固定金利(フラット35など)を選ぶことが一つの大きな選択肢になってきます。

      もちろん、お施主様の金融資産の状況などでは最適解が変わる可能性もありますので、その都度、選択肢のご提案ができればと思っています。


      3.「信頼」できるパートナーとしての工務店の想い

      私たち工務店の仕事は、家を建てて終わりではありません。お客様がその家で、30年後も40年後も安心して笑って暮らしている姿を見ることが本当のゴールです。

      だからこそ、目先のお得さだけで判断を急がせるのではなく、将来の安心を担保できる最適なご提案をしたいと思っています。

      家づくりは、ワクワクする楽しい時間であるべきです。しかし、ローンの支払いに不安を抱えながらでは、せっかくのマイホームも心から楽しめません。

      資金計画で迷われている方は、ぜひ一度ご相談ください。今の時代に合った、あなたにとって最適な「決断」を一緒に考えていきましょう。