リフォーム用の材料刻み

お盆休みも明けて、安芸市では暑い日が続いています。

南国土佐ではもう稲刈りも済んでいる田んぼも多いですね。

 

今、お風呂とトイレのある離れを建て替えて、母屋につなげるというリフォーム工事が進んでいます。

僧津にある井上建築の刻屋(こくや)では、大工さんがそのための材料を手で刻んでいます。

昔ながらの道具と方法で、ヒノキの柱などを刻んでいます。

リフォームなどの規模の小さい工事では、プレカットよりも手刻みの方が速く価格も抑えて加工することができます。

また今回のお家は柱が見える真壁(しんかべ)ですので、木材の一本一本の表情を見て、目に見える場所には美しい面が出るようにこまかく向きを調整することもできます。

 

シンプルな図面一枚から、手と頭を使ってお家を作り上げてしまう。

そんな大工さんの技を伝えていきたいものです。