木のこころ

日本の木

日本の国土は68%が森林です。この数字は、先進国の中ではフィンランド、スウェーデンに次ぐ高さです。

日本の林業の歴史は古く、江戸時代にはすでに苗木と植林技術について書物に書かれているように、世界に先駆けて”植えて育てる”育成林業が発達しました。戦後の乱伐を経て私たちの祖父や祖母が植林をしてくれたおかげで、今では森林の約4割が人が植えた人工林となっています。

また気候が多様な日本の森には、驚くほどたくさんの種類の樹木が生えており、林業樹種もスギ、ヒノキをはじめマツ、カラマツ、ヒバ、モミなど数多くあります。地域ごとに林業は独特の発展を遂げ、土地・樹種や品種・育て方が違っているのも特徴で、それはまるで欧州のワインに例えられることもあります。

さらに、この多種多様な木の特性をいかすための建築や木工の技術・知恵が発達してきた歴史があります。

井上建築の家づくりはそんな木のこころをいかすように、高知の木のみならず日本各地の木を適材適所に使います。全国の木材産地と連携して、銘木や国産広葉樹などこだわりの木材を調達することも可能です。

 

土佐の木

高知県の森林率は日本一の84%。

さらに、西は四万十桧、中部や嶺北は杉、東部は魚梁瀬杉や備長炭のウバメカシと、県内でも林業の多様性があるのが特徴です。この恵まれた森林資源をいかさない手はありません。

構造材や下地材などには、土佐の木を中心にふんだんに使います。

*各種補助金にも対応できます。

〇こうち木の住まいづくり助成事業 https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/030501/kinosumai-goannai.html

〇JAS構造材利用拡大事業 http://www.jas-kouzouzai.jp/

 

私たちと木

私たちも小さいながら、安芸市内に山林を所有しています。

戦後に植林した山は、先代が枝打ちなどの手入れをしていて、わたしたちも山仕事を手伝ったことを覚えています。

たまたま所有林の中に、山道を30分くらい歩いたところに「山の神様」の祠があります。ここは、数十年前に起きた山火事のときにも燃えなかった霊験あらたかな神様で、地域の人からも信仰を集めていました。昔はすぐそばの山の中で「おきゃく」をやっていたそうです。今ではお参りする人も減りましたが、井上家では、年末には掃除とお供えをして大切にお祭りしています。

こんな風に、山と木はわたしたちの暮らしのすぐそばにあります。