ぱっとしないお天気が続きますね。
こんな風に湿気でお部屋がむしむしする梅雨時期に活躍してくれるのが、やっぱり「無垢フローリング」。
多少の湿気があってもベタつかず、素足で歩いてもさらっさらでとても気持ちがいいものです。
無垢フローリングは100%木材の挽板でできていて、表面を自然系オイルで仕上げてありますので、湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果があります。その分、膨らんだり縮んだりして反ったりすいたりすることもあります。
複合フローリングはベニヤを貼り合わせた上にウレタン塗装などでコーティングしてあるので、傷がつきにくくピカピカですが、調湿効果がないので・・・梅雨時は結露して結構べたべたネチョネチョしてしまいます。
この写真は、自宅兼モデルルームの部屋の境目のところ。
左が複合で右が無垢フローリングですよ。
あえて踏み比べられるようにしているのですが、特にこの時期は、その差は歴然です!
どちらも一長一短あるのですが、気持ちよさで選ぶならやっぱり無垢ですね。
ちなみにこの無垢フローリングの材質は、東北産の栗です。杉や桧よりも硬く、ナラよりも柔らかい。傷が目立たず適度にやわらかく気持ちがいい素材です。
無垢フローリングの欠点として、湿気を吸い込むと膨張して浮き上がってくることもあるのですが、モデルルームの床はこれだけ湿度が高くてもピクリとも動いていないようで問題ありません!
国産広葉樹の乾燥や加工を長年研究されている、とても品質のいいフローリング工場さんから直送してもらったので、信頼できます。お施主様にも自信をもっておすすめできると思います。
こんな無垢の踏み心地を体感してみたい方は、スタッフ自宅兼モデルルームを覗きに来てくださいね。
モデルルームについてはこちら https://inouearchi.com/2019/04/30/tinyhouse/
ちなみに無垢フローリングにある程度の調湿作用はありますが、さすがに今年の湿気はハンパないです・・・。もともと田舎で湿気が多いせいもあって、気づいたら部屋の中に置いてある色んなものがカビて困っています(苦笑)床はカビてませんが。
無垢だけではちょっと限界。
それに加えて、壁も調湿効果のある珪藻土を塗る、エアコンや除湿器で除湿をするなど、いろいろな湿気対策を組み合わせて万全にしたいものです!(反省)