収納セミナーを開催しました

2.27(日)に予約制セミナー「整理収納アドバイザーが教える片付く収納と家づくりのコツ」をショールーム木のここちで開催しました。

今回参加してくださったのは、井上建築で家づくり中のお施主様。

間取りプランや収納計画はすでに完成していましたが、改めて整理収納について学び、入居後も心地よく暮らせるようにしたいと参加してくださいました。

お施主様が何よりも不安に思われていたのが「今持っているモノが、ちゃんと全て新居に入るのか?」でした。

そこで、整理収納の基本3ステップをおさらい。

1.整理する(モノを減らす) → 2.分類する → 3.収納する

どんな場合も、この優先順位で考えていきます。全てのモノを新居に持っていき詰め込んでしまうのではなく、家づくりをきっかけにモノの量や持ち方を見直していただくことが大切です。

モノを減らす「整理」の際の4つの仕分け

たとえば、モノを減らす「整理」において役立つのが、持ち物を4つに分類して仕分けること。

  • 今使っている一軍のモノ(アクティブ)
  • 時々使うストックなど(スタンバイ)
  • 持っているだけで使っていないもの(プロパティ)
  • 廃棄するモノ(スクラップ)

この4つに分けた上で、持っているだけの「プロパティ」に重点的に着目します。すると、本当はお気に入りなのにしまい込んでいるモノは活用できる場所にしまう。または、いつか使うかもと思って何となくしまっているものは、処分することを考える。

このようにして、不要なモノや使っていないモノをできるだけ減らして、持っているモノやお気に入りのモノたちはなるべく活用してあげるようにすると、すっきりしながら好きなものに囲まれた素敵な暮らしに近づきます。

整理する時に考える「適正量」

また、モノを減らしたいけれどどのくらい減らせばいいのかを判断するには、「適正量」の考え方が有効です。これは人によって、ライフスタイルによって違うので、ちょうどいい量を想定するところからご自分で考えていただきます。

たとえば、靴。季節の靴やアウトドア用の長靴、フォーマルorカジュアルなどそれぞれに必要と思う数を合計すると12足くらいかなと想定してみます。しかし実際には20足以上を持っているのなら、見直す必要があるかもしれません。

また、傘も気が付いたら増えてしまうモノですが、2人暮らしなら予備も含めて必要なのは4~5本。実際に持っているのがちょうど5本なら、無理に減らさなくてもいい。という考え方ができます。

毎日使うタオルや下着なども、洗濯の頻度や必要なストック数から、適正量を考えてみましょう。

収納計画は工務店と一緒に考えましょう

その後、間取り図を見ながら、新居ではどこに何をしまうか、細かくシミュレーションをしていきました。これにより、引っ越し前に減らしておいた方がいいものを把握でき、どんな家電を買ったらいいかについても考えることができました。

気を付けていただきたいのは、収納用品や収納家具の買い方です。引っ越しに間に合わせようとして、焦って買わないことです。収納用品自体もスペースや管理が必要になる「モノ」だからです。

まずは今持っている収納用品をできるだけ使い、増やさないことを考えます。入居後にしばらく時間が経って生活が落ち着いてから、その時にどうしても必要なものを購入しても遅くありません。買う前には、収納用品をおさめるスペースの幅・奥行をしっかり測ってから、ぴったり合うものを選びましょう。

私たち工務店は家本体を作るものづくりの仕事ではありますが、お施主様が本当にほしいのは家でなはく”暮らし”。その暮らし方までをご提案し、サポートしていきたいと考えています。木の家でいつまでもすっきりと快適に過ごしていただけるよう、収納についても工務店にお気軽にご相談ください。

講師:井上有加(整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト)