ちょっと、いいもの。我が家の暮らしの道具たち「食」

あたらしい暮らしに、道具も見直そう

道具を見直すことは、暮らし方を見つめなおすこと。

お家づくりを終えてあたらしい生活を始めるとき、家電や道具を買い替える方も多いのではないでしょうか。便利なものや、目新しいグッズもたくさんあってお買い物が楽しい反面、あれこれ考えたり選ぶのに疲れてしまうことも。

そこで、私たちが実際に使ってみて「暮らしが変わった!」と実感できるおすすめの道具たちをご紹介します。ポイントは①耐久性があって飽きがこず長く愛用できること、②デザインが美しいこと、③ネットやお店で買いやすい(価格と入手しやすさ)、です。

台所はデザインのいい名品と木の温もりで

 お料理に関する道具は数多ありますが、毎日使うものこそ名品をそろえたいもの。

柳宗理のステンレスボウルとザルは、ロングセラーなのがうなずける使い勝手とデザインのよさ。特にボウル(パンチングストレーナー)は網ではなくパンチング穴のため、こまかい食材などもひっかかりにくく、とても洗いやすいのがうれしい造りです。我が家では大中小の3サイズのボウルとザルをそろえています。プラスチックのザルを使っていた家族にもプレゼントしたらとても喜ばれ、それ以来、パンチングストレーナー以外を使っているのを見たことがありません(笑)

昔から木の道具が多いのもお料理関係。まな板はプラスチック製も増えましたが、口に入ることを考えれば我が家は木製派。ヒノキやイチョウもいいですが、高級碁盤に使われる銘木カヤのまな板は抗菌作用が高い優れもの。8年ほど使っていますがカビもなく、買い替えの日はまだ遠そうです。販売元の高知の前川種苗さんは、300年先を見据えてカヤの植林も行っています。カヤの木は木材になるには長い時間がかかりますが、実から食用オイルがとれたりビールの香りづけに使われたりと、実が利用できるおもしろい木です。高知では高知城の前にお店がありますので、日曜市の際にもぜひ覗いてみて、カヤの質感に触れてみてください。

家電は、最近はデザインがいいものが増えたので家電を見せるスタイルの収納も人気になりました。もはや定番のバルミューダの電気ケトルは、見える場所に飾りたくなるたたずまい。注ぎ口が細いので、カップ麺を作るときなどザッと一気に注ぐには不向きですが・・自然と手つきが上品になってしまう形は使う人の所作まで変えてしまいます。ケトルでお湯を沸かしてそのままコーヒーを淹れるにはぴったりのフォルムです。

食卓は、高知の杉でできたもくレースのコースターや鍋敷きでナチュラルにかわいく彩って。写真のLサイズは、我が家では鍋敷きとして結構ハードに何年も使っていますが、今のところ割れたり欠けることもなく、いい色合いになってきて汚れも目立ちません。出しっぱなしでもかわいいので、こちらも飾るように収納しています。コースターやマグネットなど同じもくレースシリーズで揃えるとキッチンが華やかになる、杉の木をいかしたヒット商品です。

そして、キッチンに必須のゴミ箱はケユカのダストボックス。27リットルなら両開きのフタを開けても高さ60cmと、キッチンカウンター収納の下にちょうど収まるシンデレラフィットな高さに設計されています。フタはソフトクローズで静かに閉まり、コロ付きなのでゴミ出しの時にちょっと移動したりするのにも便利です。

以上、おすすめのキッチン廻りの道具たちを少しだけご紹介しました。気になるものはありましたか?新居で買いそろえる道具に迷ったら参考にしてみてくださいね。