2つのウォークスルークロゼットがある、子育て世代のお家

3人の小さなお子さんがいる、子育て世代ご家族のお家。ご実家の敷地内で4世代が近くで暮らしたいというご希望で、古家の解体や農地転用の手続きもあり、約2年がかりのお家づくりになりました。

子どもたちがのびのびと過ごせる、24畳のLDK

子どもたちの様子を見守りやすい対面キッチン。腰壁には、ダイニングテーブルの高さに合わせて小物を置けるニッチを作り付けました。キッチン横の引戸はファミリークロゼットに、アクリル戸は水廻りと階段につながっている便利な動線です。

キッチンはグレー系のインテリアでまとめて。ロールスクリーンで目隠しできるパントリーは、調理家電の定位置にぴったりです。

造作の腰壁を少し立ち上げると、キッチンの手元が隠せます。カウンターの材料は、地元で育てられた四万十ヒノキを使いました。

60インチのTVも置けるテレビボードは造作で壁に設置したので、すっきりとまとまりお掃除も楽に。ロールスクリーンを下すと、来客時の目隠しや間仕切りにもなります。床材は国産クリの無垢フローリングで明るい空間になりました。

家事が楽になる動線と収納計画

家族5人分の洗濯物をスムーズに干して取り込んで収納できるように、1Fには室内干しもできるウォークスルーファミリークロゼットを。家族みんなの衣服やカバンなどを一か所にまとめて収納できます。お子さんが小さいうちはここで服選びや着替えのサポートができ、自分で身支度する習慣を身に付けられます。

2Fにも、主寝室と廊下につながるウォークスルークロゼットを。季節家電やオフシーズンの服などをまとめて収納できます。1Fと色違いのクロスで統一感を持たせて。

脱衣室にも天井格納式のルームハンガーを取り付けて、特に洗濯物が多い日にはここでも部屋干しができるように。お風呂の横と洗濯機の上には稼働棚も作り付けて収納に便利です。

また、2Fにはバルコニーは設けず、窓から布団干しができるバーを設置しました。バルコニーよりもコストが抑えられ、お掃除の手間も省ける最近人気のアイテムです。専用の金具に、防腐加工と塗装をした無垢材を組み合わせてデザインしました。

お施主様のセンスが光るクロスをあしらって

全体的にシンプルな内装にしたいというご希望のお施主様。ベースクロスはホワイトでまとめて、トイレやクロゼットなど、プライベートな空間はアクセントクロスを採用しました。トイレには、グレーやブルーグレーの落ち着いた色合いを。

パントリーの中から覗く、飽きの来ない落ち着いたチェック柄。

インテリアを飾る玄関ニッチにもグレー調の少し照り感のあるクロスを貼りました。小さい空間にだけポイントでアクセントクロスをあしらうことで、落ち着いて大人びた、木の家によく似合う内装に仕上がりました。

このお住まいは、「こどもみらい住宅支援事業」に加え、市町村が提供している各種助成制度を活用しました。また、お施主様が地元市町村の地域産材を使いたいとご希望されたことから、内装材や構造材についても、地域の製材所と連携して木材コーディネートを行いました。

地元で育てられた木を使った愛着のあるお住まいで、仕事に育児に、そして家族の時間を楽しみ、充実した日々を送っていただけますように。